2012年3月29日木曜日

【胃を切った私が術前と同じ体重62キロを維持できる理由】できるだけ心地よくすごすための生活訓|胃切除・胃がん・体験|胃を切除した人のための知恵袋


免疫とは、いわゆる体の抵抗力のことですが、
この抵抗力をあげる食事とは
ビタミンA、B、C、Eの摂取は基本です。でもそれだけではダメで、亜鉛、セレン、マグネシウムなどのミネラル類も
摂取する必要があります。多糖体を多く含むきのこに免疫力を高める作用があることは有名ですね。
特に免疫力が下がると風邪やインフルエンザをひきやすくなりますので注意する点をあげてみました。


【かぜの予防や日常の食事@】
寒くなるとかぜをひきやすくなります。私たちの生活の中で、1番身近な病気がかぜと言われています。
かぜのウイルスは200種類以上もあって、冬場はとくにインフルエンザが流行するようです。

かぜはウイルスによって起こるもので、このウイルスは空気中に存在しています。
つまり、かぜをひく環境は同じであるのにかぜをひく人とそうでない人・・・

最大の理由は体の抵抗力・免疫力があるかどうかということです。
人は疲労や睡眠不足、ストレス、そして栄養不足によって抵抗力が落ちてしまいます。
かぜにかからないためには、日常生活の中でかぜの原因となるウイルスの感染から身を守ること、
そして抵抗力・免疫力をつけておくことが重要です。

【かぜの対策として】
偏食や外食、不規則な食事ばかりというのを避け、栄養バランスのとれた食事をこころがけましょう。
休養と睡眠を十分にとりましょう。
保温、保湿とこころがけましょう。
うがい、手洗いの習慣をつけましょう。緑茶でうがいをすると良いですし、緑茶にわさび(チューブ入りでも可)を
少量入れて飲むと風邪予防になると聞き毎年しています。意外とおつな味ですよ。この季節は食後にもコーヒーより
お茶をできるだけとりましょう。(20091123お茶jpg)

【かぜの予防や治療の食事】
◆ビタミンAを摂ろう
かぜのウイルスは目や鼻、喉の粘膜から侵入します。
人間の体の粘膜の保護しているのがビタミンAです。

ビタミンAが不足すると粘膜に細かい傷ができてウイルスが侵入しやすくなります。
ビタミンAをきちんと摂取して粘膜を強化しておきましょう。
私はにんじん1本をピーラーで薄く剥いて、ごま油やオリーブ油などで炒め、ガーリックソルトで味付けをします。
生だと1本ってすごい多そうですが、このピーラーで薄く剥いて炒めるとすごく少なくなります。
2本分でもいいくらいです。
家族の朝食の付け合せや(目玉焼きやベーコンソテーと)お弁当に入れていきます。。


★何でもあう上品な味のガーリックソルトガーリックソルト★
 


ビタミンAが多く含まれる食品・・・緑黄色野菜や果物、海草、レバー、たまごなどです。
卵黄にはビタミンB12もふくまれますので活用したいですね。

◆ビタミンCを摂ろう
抵抗力を高めるビタミンです。ビタミンC不足すると抵抗力が低下、抗菌作用の低下などになります。
またビタミンCには血管を丈夫にする働きがありかぜ予防には必要です。

多く含まれる食品・・・野菜や果物(柑橘類)に多く含まれています。
※ビタミンCは水に溶けやすく熱や酸素でこわれやすいので調理法は工夫しましょう。
鍋や煮込み料理、スープなどは汁ごと食べられるし体も温まるのでおすすめです。
これらのビタミンが食事で摂れないときは栄養ドリンクなどを利用するのも良いですよ。
そのときはなるべくカフェインの入っていないものを。

◆栄養価が高く消化のよいものを摂ろう
胃腸に刺激を与える食べ物を避け、消化のよい食事をこころがけましょう。
アルコール、コーヒーなどのカフェイン飲料、炭酸飲料は避けましょう。

◆水分補給をしよう
温かい飲み物や白湯、イオン飲料、薄めた果汁などをこまめに摂りましょう。


luekemiaは何ですか

【かぜにかかったときの症状別の食事】

@熱があるときは
とにかく水分を多く摂りましょう。
また口当たりのよいプリンやたまご豆腐、
茶碗蒸、アイスクリーム、果汁などが比較的受けつけやすいでしょう。

Aせきが出るときは
固形物や逆に水っぽいものは喉を刺激します。
ゼラチンで固めた食品や茶碗蒸、白身魚の煮こごり、豆腐料理などがよいでしょう。

B鼻が詰まっているときは
Aの食事に、雑炊やうどん、葛湯、ポタージュなどやわらかい料理がよいでしょう。

【かぜの予防や日常の食事A】
疲労をため込まないための栄養が大切です。
エネルギー補給をすること
肉体疲労の原因となるとエネルギー不足を解決するには、即効性の高い糖質を補給することが必要です。

また、脳や神経系にもブドウ糖を優先的にエネルギー源にするため、甘いものを補給することも必要です。

1粒のチョコレートがとても大切ですよ。
またココアには脂質、タンパク質、炭水化物の3大栄養素に加え、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に
含まれています。またカカオマス・ポリフェノールが含まれていますので抗酸化成分が、がんや生活習慣病、老化を
早める原因になる活性酸素を抑えてくれます。ココアは価格も手ごろ。クッキー類をはじめ、多くの健康効果を
期待することのできる優れた飲み物でもあります。冬場は1日に1〜2杯のココアをおすすめです。
朝が苦手な娘の特効薬でもあるココアはわが家は冬場は特に必需品です。

たんぱく質を補給すること
筋肉疲労、精神疲労ともに、タンパク質の必要量は増大します。
肉体的な刺激や精神的な刺激が与えられると、
体の代謝機能は体内のタンパク質の分解度を高める方向に働くからです。

ですから良質なタンパク質を摂取しましょう。牛乳、卵、魚、肉、豆腐などを十分に摂取しましょう。
冬はお鍋料理がおすすめです。家族でお好みの具剤を入れて、柔らかさもそれぞれお好みで食べることができます。

ビタミンCを補給すること
全身的な代謝の高まりはビタミンC消耗が増大します。
ビタミンCを多く含む食品の摂取を心がけましょう。柑橘類や緑黄色野菜などがそうです。

ビタミンB郡を補給すること
ビタミンBはエネルギー代謝と疲労回復に役立つビタミンです。
ビタミンB郡は糖質や脂質がエネルギーに変換されるときに必要不可欠で、中でもビタミンB1が特にそうです。
ビタミンB1は体内で合成されないめ食事から摂取します。うなぎ、豚肉、豆腐、レバーなどがそうです。
※ビタミンB1にアリシンの組み合わせ/アリシンとはにんにくやニラ、たまねぎ、らっきょうなどの香味野菜に
含まれる成分のことです。
ビタミンB1と融合するとアリチアミンという物質になり、血液中に長く留まり血液循環を促し、疲労回復につながります。

くどいようですが、胃術後の方はこれらに加えてビタミンB12を摂ることをおわすれなく!

クエン酸を補給すること
クエン酸とは、「焦性ブドウ糖」を分解す乳酸の生成を抑える物質です。
食べ物は栄養素がクエン酸などの8種類の酸に分解されエネルギー生産されますが
これはクエン酸サイクルと呼ばれる回路によって行われます。
このクエン酸サイクルのまわりがうまくいっていないと疲れやすい、また太りやすくなるといわれています。
クエン酸はレモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類や酢、梅干しなどに含まれています。

薬局でもこの「クエン酸」は粉末で売られています。私の知人は耳掻きスプーンのような量を毎日コップ1杯の
お水に溶かして、愛飲しています。大変すっぱいので量には気を付けて下さい。

【かぜの予防や日常の食事B】
中国では新型インフルエンザの予防にやっぱり「にんにく」が
効果があるということで、地元のにんにく価格が40倍にも高騰しているそうです。(ノ_-。)


人は死に腎臓を寄付してください

わたしたちの普段の食卓に当たり前に並び、なにげなく食べている、ニンニク。 
漠然と「体に良い食べ物だから」と感じてはいても、では具体的にどう体に良いの?と
聞かれると案外くわしくは知らないものです。

【ニンニクの効用】
@ ニンニクに含まれる「アリシン」という物質は、ニンニクや他 の食品に含まれるビタミンB1と結びついて、
「アリチアミン」という物質になります。これは体の中で元のビタミンB1と全く同じ働きをします。

このビタミンB1は、ご飯やパンなどに含まれる炭水化物をエネルギーに変えるときに使われるとても大事な「元気の素」です。

ところが、ビタミンB1はとても消化吸収しにくく、せっかく吸収してもカラダの中でたくわえが効かない栄養素なのです。

そんなビタミンB1が「アリチアミン」に姿を変えると、消化吸収100%、カラダの中でもしっかりたくわえが効く状態になります。

つまり、今までせっかく栄養がめぐっ てきてもビタミンB1が不足しているためにエネルギーとして使えなかったカラダの中の
一個一個の細胞が、しっかり活動を始めるようになるのです。

A「アリチアミン」は脳や神経を安定させ、正常に働くようにする力があります。

Bニンニクに含まれているいくつかの成分は、赤血球をふやした  り、血管の中の汚れ(コレステロール)をとったり、血を
サラサラの状態にする働きがあります。血行が良くなって、カラダが温まります。

Cニンニクの成分の働きで、ぐっすりと眠れ、翌朝さわやかに目覚めることができます。
不眠解消、疲労回復などの効果があります。

Dニンニクに含まれるいろいろな成分は、男性、女性それぞれの性ホルモンを活発にさせたり、精子の素になったりします。

Eニンニクは肝臓の強い味方。最近お酒が弱くなった、肝数値が気になるという方に最適の食品です。
二日酔いの防止にも効果てきめんです。

F ニンニクに含まれる「アリシン」には強力な殺菌作用があります。
インフルエンザや風邪をはじめ、肝炎、0−157などいろいろな感染症の予防に効果があります。

にんにくの強力な殺菌力は肝臓病の原因になる肝炎ウィルス、インフルエンザや風邪のウィルスに対しても
絶大な効果を発揮しま す。ニンニクを多食する人はまず風邪をひきません。
その他 の感染症に対しても極めて高い抵抗力が期待できそうです。

【新型インフルエンザ対策に】
マスク以外に備えておくべきものは日頃からの「免疫力・殺菌力・基礎体力」です!
にんにくパワーでインフルエンザをふきとばしましょう! 

★何でもあう上品な味のガーリックソルトガーリックソルト★

生のにんにくは日頃の料理でしっかり入れて摂るようにしていますが、どうしても匂いも気になります。
また、油を使うこってり料理が多くなります。わが家は手作りの餃子をよく作りますが、
焼き餃子や水餃子にしますが、さすがに毎日はいただけません。
たしかに牛乳につけたり、電子レンジで加熱をすれば匂いも軽減されます。

新しい情報では水の中に刻んだ海藻類(昆布など)を入れた中にニンニクを1日つけておいてから
調理をすると90%は匂いをおさえるものもあります。

それらとプラスして手軽に摂れる混じり気の無い
【にんにく玉本舗の「にんにく玉」】をおすすめします。

厳選国内産にんにく使用・にんにく玉ゴールド1袋(60粒入)

飲用後の匂いがしない特徴がありますのでいつでもどこでも、お水で気軽に飲むことができます。
疲労がいつまでも抜けないという方やいまひとつ元気がなくてパワー不足かなという方に、

このインフルエンザが流行る時期こそ


高速かつ自然な体重を減らすためにどのように

基礎体力を充実させるためにおすすめします。ぜひお試しくださいね。

【かぜの予防や日常の食事C】
かぜやインフルエンザ予防に「生姜」生活をおすすめします。

なんだか朝は食欲がなくて、午前中は元気が出ない…。
そんなスイッチがかからない1日の始まりには「生姜」ですよ。

飲むと身体の中からぽかぽか…と温かくなってくるのがわかります。
毎朝の定番メニューに加えて、燃えるカラダになりましょう!

かぜ気味かなという時は「生姜」がおすすめです。胃術後はかぜクスリや抗生物質などは、できるだけ避けたいのが
人情ですが、かぜを悪化させたくないものですよね。日頃から養生といいますか、昔からある先人の知恵である
民間療法を正しい知識で生活の中で上手く使うのが賢い生活者だと思います。

さて、生姜には昔からかぜを予防する効果や身体を温める効果などや「生姜は百邪を防御する」と古書にあるほど、
古くから生薬として利用され料理や保存食として使われてきました。

また、食べるだけではなく外から塗ったり貼ったりすることで、せきを和らげるためにも使われてきました。

かぜは体力や免疫力が低下している際にかかりやすいといえます。
そのため、かぜっぽいときには、身体を温め循環機能を高めることで風邪が悪化するのを防ぐことができます。

また、発熱がある場合には、生の生姜をすりおろし、蜂蜜やレモンと一緒にお湯で割って飲むと発汗作用によって
汗をかき、熱を下げる効果があるといわれています。

身近な食材として私たちにも馴染みのある「生姜」の持つ成分や色々な効能を上手く使いこなして、
健康に役立てていきたいですね!

【ちなみに生姜の主な栄養素は】
カリウムとカルシウムで、栄養的にはとくに目立つものはないのですが、香り成分は、食欲増進、発汗作用、去痰作用、消炎効果、保温作用などがあり、風邪の初期症状の緩和、リウマチの改善、神経痛緩和、冷え性改善などに効果的で、健胃、嘔吐、せき、むかつきに効果があり、乾生姜は、新陳代謝を促し、体を温め、冷え性、せき、腰痛、腹痛などに効果があります。

魚やレバーなどの臭い消し作用もあり、生姜成分ジンゲロンには食品に対する抗菌作用があり
魚などによる食中毒を予防します。

そういえば私が子供の頃、母親にかぜを引いたときや寒いときなど、身体が温まるからと生姜湯を作って飲ませてくれました。

お鮨につく「ガリ」も大好きで新生姜がでた頃に手作りしています。冷蔵庫に甘酢漬けの生姜を常備しています。
緑茶とも相性が良いので、ちょくちょくつまんでいます。

娘が作ってくれる十八番料理の焼き飯には「にんにくと生姜」がたっぷり入っていますのでとってもカラダが温まります。

 
★アロマ温パッド(生姜)★

電子レンジで温めるだけ( 玄米と生姜使用) 繰り返し使えるアロマ温パッドです。
電子レンジで1分温めるだけで、約20分間温かさを保ちます。
首・肩・腰など気になるところに当てて使用します。

【体を温める食材】も知っていると重宝しますよ。(^-^)

寒い季節になると体の芯から冷えやすくなります。
人間の血液は栄養素や酸素を補給し、老廃物を運搬する役目をしていますが、
体が冷えると血液の循環が悪くなりこの働きを低下させてしまいます。

また、体が冷えると体内の熱=エネルギーで、主に筋肉で作られますが、
血液の収縮・拡張の働きが弱まると熱生産量も弱まり体温調節にも影響がでてきやすいといわれています。

食品には、体を温める[温熱性の食材]・体を冷す[寒涼性の食材]・また中間に位置する[平性の食材]があります。
おおざっぱでもよいので憶えておくといいですよ。



穀類・いも類
【温】・・・もち米、ふ、ライ麦
【中】・・・米、とうもろこし、里芋、じゃがいも、さつまいも、やまいも
【冷】・・・そば、小麦、こんにゃく

砂糖・甘味類
【温】・・・黒砂糖、水あめ
【中】・・・はちみつ
【冷】・・・白砂糖

油脂類・種実類
【温】・・・ごま油、くるみ、松の実、栗
【中】・・・ごま、ぎんなん、落花生、ココナッツ
【冷】・・・バター

肉・魚・大豆製品・乳製品
【温】・・・納豆、あじ、さば、いわし、ふぐ、えび、鯛、かつお、たら、ぶり、うなぎ、羊肉、鹿肉、チーズ
【中】・・・大豆、小豆、どじょう、はまぐり、すずき、ひらめ、あわび、いか、牛肉、豚肉、鶏肉
【冷】・・・豆腐、かに、かき、しじみ、たこ、馬肉、牛乳


野菜類・藻類
【温】・・・玉ねぎ、にら、生姜、にんにく、ねぎ、かぶ、南瓜、ごぼう、大根、しし唐辛子、
しその葉・実、チンゲンサイ、みょうが、わさび、蓮根、人参
【中】・・・はくさい、キャベツ、きのこ類、アスパラガス、らっきょう、春菊、三つ葉、もやし
【冷】・・・たけのこ、トマト、なす、せり、ほうれん草、レタス、冬瓜、きゅうり、パセリ、アロエ、青のり、
        昆布、わかめ、もずく

果物
【温】・・・桃、さくろ、きんかん、なつめ
【中】・・・ぶどう、あんず、いちじく、かりん、干し柿
【冷】・・・バナナ、マンゴー、パイナップル、梨、柿、すいか、いちご、メロン、みかん、りんご

嗜好飲料類
【温】・・・日本酒などのアルコール、紅茶、ココア、中国茶、ハーブ茶
【冷】・・・緑茶、コーヒー

調味料・香辛料
【温】・・・からし、みそ、胡椒、さんしょう、唐辛子
【中】・・・しょうゆ、食塩
【冷】・・・合成酢
(※参考文献「食べて治す医学大事典」主婦と生活社)

2008/7胃がん術後の食事ヒント(毎日1分読むと理解できる体重を維持する食事法)はじめました。

あっと気がつくと、今や術後10年目を迎えるなんて信じられないです。まるで昨日のことのようです。
そう思うと本当によくがんばったし、家族や医療関係者やまわりの人に支えられて、今の私があることを再確認して
感謝しました。
2008/5/1 胃ブログはじめました。ごらん下さい。
>>>胃がん術後のケア講座>>>ご利用下さい。

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